越後駒ヶ岳・平ヶ岳 2013年9月8_9日

山行月日: 平成25年9月7日(土)~9日(月)
山名・標高: 中越・ 越後駒ヶ岳(2003m)、平ヶ岳(2141m)
山行形態: 個人山行
メンバー: hf単独
コースタイム:
9月7日(土)曇り
白山市=金沢西IC=小出IC=銀山平温泉(泊)
9月8日(日)雨
銀山平5:05=枝折峠登山口5:35→明神峠6:03→道行山7:05→小倉山7:55→百草ノ池8:35→前駒9:19→9:48駒ノ小屋10:00→10:18越後駒ヶ岳山頂10:32→10:45駒ノ小屋11:20→小倉山12:58→15:25枝折峠登山口=16:00銀山平温泉(泊)
9月9日(月)晴れ
銀山平3:50=5:20中ノ岐登山口5:35→8:09玉子石→8:38姫ノ池→9:13平ヶ岳山頂10:00→玉子石分岐10:35→12:28中ノ岐登山口12:45=14:15銀山平温泉(入浴)15:30=小出IC=金沢西IC=20:30白山市


★越後駒ヶ岳
昨晩から雨が降り続き登山口スタート時も雨。道行山を過ぎ稜線上に出るとようやく雲間から越後駒ヶ岳が見えた。でもまだまだ遠く霞んで見える。冷たい雨と風で立ち止まると寒いので、あまり休まずゆっくり進む。夏山シーズンが過ぎ紅葉前の時期のせいか登山者はほとんどいない。前駒を過ぎた辺りから岩場となり滑らないよう慎重に登ると駒ノ小屋に出る。小屋にザックをデポして直ぐに山頂を目指す。山頂直下には雪渓が残っており、雪解け斜面には「コバイケソウ」や「ハクサンボウフウ」が沢山咲いている。山頂に上がっても雨でガスがかかって何も見えない、長い登山道を苦労して歩いてきたのにとても残念だ。山頂を踏んだ証拠写真?を撮ってすぐに下山。駒ノ小屋からは枝折峠までの長い尾根が見え、よく登ってきたなと感心する。登り6時間の予定が5時間で来たので帰りは時間を気にすることなくゆっくりと下山した。越後駒ヶ岳は八海山・中ノ岳と合わせて越後三山と呼ばれ、機会があれば残りの二山も登ってみたい。それも晴れた紅葉のシーズンに!!
★平ヶ岳
登山口までは遠いので、朝4時前に民宿を出る。昨日の雨が嘘のように晴れわたり絶好の登山日和。平ケ岳を登るには一般には鷹ノ巣尾根をピストンする登山道で、途中に避難小屋が無く日帰りで踏破するにはハードなロングコース(往復12時間)である。今回は地図上に出ていない中ノ岐林道を詰めた登山口から登る。登山口からすぐに川を渡りいきなり急登となる。ブナやシラビソの樹林帯を2時間半ひたすら登ると突然視界が開け目の前に平ケ岳山頂が望め池搪が点在する大草原。西方向に200m位進んだ小高い丘陵地に不思議な奇岩「玉子石」を観る。池ノ岳方向に進むと「姫ノ池」があり、昨日登った越後駒ヶ岳がよく見えた。平ヶ岳山頂へは一旦下り樹林帯を登り返すと直ぐに頂上に着く。山頂一帯も広い湿原で何処が最高点なのかよくわからない。実際の最高点は三角点のある所から西側に300m位進んだ所にあり、途中で立ち入り禁止となっていた。今日は天気に恵まれ雄大な自然に触れることができ感激した。これで日本百名山もようやく73座制覇したことになる。