2021年3月9日 リハビリ取立山鉢伏山

メンバー  Mさん(山友さん)、S

タイムスケジュール 7:10登山口 8:55取立山 10:20鉢伏山 11:45取立山 13:05登山口

10日前に、土倉山で足指付け根傷の悪化で、病院行き。しばらく療養、登山禁止の残酷な診断後、ドクターストップ解除(中途半端な受け止め)したので、恐る恐る取立山~鉢伏山を計画。
決めたのも急だったけど、山とものMさんがたまたま休日で、足を心配して、一緒してくれるとのこと。最高に頼れる同行者なので、安心して行ける。

流石人気の取立山で、7時時点で駐車場には7~8台。天気予報が良いと平日でも、かなり入山者あり。(下山時には2列目ができてた)
放射冷却で冷え込んでおり、スタートからアイゼン装着。雪は締まっており、歩行条件はほぼベスト。折角なので、林道・夏道は使わず、いくつも枝分かれするトレースの内、まっすぐを選択して、直登する。10日間の運動不足で、身体重く(体重問題含)足が動かない。

懸案の足痛は、登りでは大人しくしており、大きな問題なし。夏駐車場までは比較的順調に来たが、ここからもひたすら真っ直ぐに上に向かう。なかなかの急登もあり、汗半端なく噴き出す。太ももも乳酸たっぷり、筋肉が喜ぶと心の中でつぶやきながら、取立山ピークへ到着。

結構風は強いものの、ほぼ完ぺきな天気。眺望もOKで、白山+別山は完璧。越前甲、白木山、鷲ヶ岳方向、勝山市もよく見える。経ヶ岳上部だけ雲っかっている。撮影後、速やかに鉢伏山へ向かう。

ここの下りから、足に痛みが💦フラットフッティングでは、痛みが増してやばい。かかと落しで負担かからないよう、左足だけそっと置こうとすると、変な歩き方になって右膝持病にも影響が。急勾配のない山なので、なんとか乗り切りながら歩み進める。
途中に、大きなイグルーつくってあり、お借りして休憩。樹林帯で風もなく快適エリア。

多少アップダウン繰り返し、鉢伏山ピークへ無事到着。前方すぐ近くに大長山ドーン、白山も大きく見える。このピークはいい!
1ヵ月前に、白峰~判官堂ルートで1477m峰まで来ており、その峰がすぐ眼下に。健康な足状態ならば、1477m峰か大長山へ向かっていたが、この時点で結構やばい感じ。
足の状態把握登山と位置づけながら、欲望が顔を出す。ここは、珍しく大人になりMさんへ引き返し提案。Mさんの心中、ここからが登山と察するが、今日はごめんなさい。

下りる時が足に小さな拷問続き、そろりそろりと歩く。真っ直ぐだと痛いので、Mさん斜めに歩行し、協力してくれた。普段の1.5倍程時間かけたが、おかげで痛みはそこそこで済んだ。

途中、労山所属のレディーと情報交換していると、当フウロ山岳会HPを見ていただいているとの事。最近マニアックな所へのレポあると感想聞かせてもらい、何気にとても嬉しくなる。(同行のMさんにリードしてもらったルートばかりですが)以降、緩斜面選んでゆっくりと下山。踏み抜きもあまりなく、アイゼン装着のまま行けて足には優しく、助かる。

降りている途中、恥ずかしがり屋さんの経ヶ岳もすべて見せてくれる。それも、てっぺんにお日様の光がスポットライトとなり、ご褒美いただく。

今回、足の状態もよくわかったこと、中途半端かもしれないけど、行ったことのなかった鉢伏山まで来れたこと、そしてMさんのあったかい人間性に包まれたこと、どのことも素晴らしい体験でした。

しっかり治して、心から山楽しめるようにします。

S

朝の駐車場、さすが人気の取立山

急遽つきあってくれたMさん

越前甲、この角度がかっこいい。右奥に大日山

夏駐車場。今年は雪タップリ

とにかく真っ直ぐ、直登

直登2

取立山手前の稜線

もうすぐピーク

取立山ピークより。白山が完ぺきな姿でどーん

白山ズーム、この時間帯が最もよく見えた

越前甲アゲイン

 

勝山の中心部

白木山方面、この山へも行きたいなあ

鉢伏方面へ降りた所から、取立山頂上にBCのヒトが見える

鉢伏山への稜線

烏岳の稜線

どなたが作ったか、大きなイグルー

最後の登り、Mさんに追いつけない問題

振り返っての稜線、美しいなあ

鉢伏山への稜線

鉢伏山

鉢伏山より大長山、もう目の前

鉢伏山ピークより、1477峰。判官堂ルートで来た所だけに、思いが強い峰。ここも素晴らしいピーク。

白山少し雲かかってきた。Mさん、連続して白山をいろんな方向から見ている

歩いて来た稜線の向こうに、越前甲

白山もう一度現れた

経ヶ岳方面、雲がとれた!

帰りに経ヶ岳に光が。左が北岳、右が経ヶ岳、すんごくかっこいい!チャンスあったら行ってみたい

取立山への登り返し