今年の山の日は、涼と静を求めて針ノ木岳。
2017.08.11
メンバー:3名(一般の方2名)
天気:雨予報が曇晴れのち曇、雨【針ノ木岳】
中部山岳国立公園内にあり、後立山連峰の最南端の山
標高2,821m
日本三大雪渓の1つ7:00扇沢-8:00大沢小屋-8:40針ノ木大雪渓-11:20針ノ木小屋-12:30針ノ木岳
13:00針ノ木岳-13:40針ノ木小屋
14:30針ノ木小屋-17:00扇沢
雨予報だったので、寒いと思ってお汁粉を背負っていきましたが、予想外に曇り晴れ。お汁粉出番なし。
扇沢駅は無料駐車場が既にいっぱい。有料へ(1000円/1日?)
扇沢は車人がたくさんでも、たいてい黒部か爺、鹿島槍方面へ行くようでスタート時から静かな山歩きでした。
メインの雪渓歩きは、アイゼンを装着してから数十分で終了。
ノド付近が既に危険な状態になっていて、左岸を高巻、夏道コースとなりました。
これが意外に急登、鎖で、濡れていたら慎重に進まないと・・・という赤土+岩斜面でした。
針ノ木直下の雪渓は全くなし。
小屋から針ノ木までも雪なし。お花畑はベスト。
以前、怖い思いをしたトラバース道を歩いて、残雪期の針ノ木を思い出しました。
山頂到着したら、青空に。
これまでガスで全く見えなかった周囲がクリアに。
高瀬ダム、スバリ岳、烏帽子、薬師岳、北ノ股岳等。一瞬劔八峰も。立山は残念。
全く天気に期待していなかったので、一気にテンションがアップしました。
頑張って登ってきて良かった。
針ノ木を後にし、小屋で45分くらいゆっくり。
その後、ノンストップで扇沢へ下りました。
途中の雪渓にかかる虹が何とも素敵で、今回の針ノ木の〆となりました。
比較的静かな北アの針ノ木。
雪渓、沢、岩、高山植物、黒部湖、高瀬ダム、後立山連邦の景観を楽しめる山です。