笑顔いっぱいの屋久島(宮之浦岳、モッチョム岳山行記録) 2017年6月8~11日

*6月9日 晴れ

宮之浦岳ピストン メンバー:Tさん、Oさん、Fさん、Kさん、Yさん、Mさん、I

コースタイム:5:45淀川登山口~6:30淀川小屋~8:20小花之江河~8:30花之江河~9:15投石湿原~9:45投石岩屋~11:30栗生岳~11:50宮之浦岳~14:40黒味岳分岐~14:55黒味岳~15:20黒味岳分岐~15:30花之江河~17:40淀川登山口

サブリーダーのOさんを先頭に、淀川登山口から歩き始めました。この島の山は下草が少なくて足元がすっきりしているため、登山道以外でも簡単に歩けそうな感じでした。けれども道はしっかりしており、とても歩きやすい。淀川小屋はとてもきれいで宴会したら楽しそうな感じ…。

歩き始めから皆のウキウキした気持ちが伝染しているのか、笑顔がこぼれます。歩いて、笑って、写真を撮って、また笑って…。

樹林帯を抜けるとシャクナゲが増えてきました。投石湿原を過ぎた辺りからはシャクナゲ山になっています。まるでバラ園みたい。ついつい立ち止まって写真を撮るので、皆なかなか先に進みません。

山頂にたどり着くと足元には雲海と水平線、周りはシャクナゲと花崗岩の庭園(山)、そして青空。言葉にならず。山頂からは九州本土が雲の向こうに見え、水平線が丸い。1800m以上の山にいるのに、こんなにも海が近い。不思議な感じです。

先に進みたい気持ちを抑え、元来た道を戻ります。

途中、花之江河手前に黒味岳という山があり、Tさんと私はそこに寄り道。2人で歩き始めた途端に一気にペースアップ!何てことだ~!!と必死に歩き、もう限界…と思った頃に黒味岳山頂。私が呼吸を整えている間にTさんは写真を撮りまくってました。下山は私、遅いのでお願いしますねと言ったけれども…皆をあまり待たせても悪いのでやっぱり早~い…でも楽しい黒味岳でした。

待ち合わせの花之江河に行くと皆が木道に横たわってる…気持ちよさそう!本気のお昼寝タイムのようでした。

花之江河から淀川登山口まではそんなに変わらないような気がしていたけれど、実はこの道が地味に長かった…けれども前日は時間がなくお風呂をあきらめたので今日は何としても入りたい!その気持ちで頑張って下山しました。

*6月10日 晴れ

モッチョム岳 メンバー:Tさん、Fさん、Kさん、I

コースタイム:5:50登山口~7:00万代杉~7:40モッチョム太郎~8:55モッチョム岳~12:20モッチョム岳登山口

11日がお天気崩れそうなため、白谷雲水峡とモッチョム岳組に分かれての登山となりました。

登山口をスタートすると、すぐに木の根や岩を両手両足を使って登っていく楽しい急登が続きます。

途中の沢では苔もありましたが、晴天続きで苔はかわいそうなくらいカラカラになっていました。お水は何度も飲みましたがやっぱり甘くておいしい。

万代杉もモッチョム太郎も、大きな大きな屋久杉で、写真に納まらないほどでした。幹はすべすべしていて木の根っこも休憩に座ると気持ちいい。

山頂直下ではロープを使って登る大きな岩があり、そこを登りきると360度の展望。青空と、山と岩と、そして海。

屋久島ならではの景色が広がります。他の登山者も一人しか出会わず貸し切り状態でした。

帰りはたんかんアイスを食べて、千尋の滝を見て、白谷雲水峡組と合流しました。