フスブリ山 東尾根滑降

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フスブリ山東尾根滑降(1944m)

メンバー 僕、YSHRさん、あんちゃん

2016年2月21日

北野集落~東尾根~フスブリ山往復

北野集落3:25~尾根取付4:33~標高1300m平たん地6:04~標高1600m鞍部8:09~標高1840m鞍部9:19~フスブリ山山頂9:55~10:22~滑降~北野集落11:47

仕事を終えたら高速に乗り、道の駅小谷に向かう。今日はここで車中泊する、北野集落までの道は複雑で迷子になるかもしれないので早朝にYSHRさんと待ち合わせだ。夜中は雨が降り続いていた、早く寒気が入ってくれないと出だしから濡れてしまう。2:45にYSHRさんが到着、そのまま北野集落まで移動する。細い山道を行き標高700mの集落に着いたが願いも叶わず雨だった。まあ、行くしかないだろう。
さっさと準備をする、今日もゴム手袋のテムレスに頑張ってもらおう。雨の中スタート、しかしあんちゃんがまだ用意していない。近くに行くと車がはまっていた。これは下山後に脱出作戦だね。

雪の豊富な林道を進んで行く、雨で気が重いが早く標高を上げたほうがイイだろう。標高900m程で雪に変わってくれたがザックもウエア―も濡れてしまっていた。1時間ちょいで林道終点まで来た、ここから尾根に取り付き1300mの平たん地を目指す。樹林帯の中はラッセルもほとんどなく歩きやすかったが、新雪が積もり始めていた。平たん地はルートを慎重に選んでいく、複雑なのでGPSと地形図を睨んで進んで行く。完璧にルートを作り再び尾根に取り付き高度を上げて行く。雪も風も強くなって行くが暗闇から解放されればまだマシだった。

1600mの鞍部に乗り上げ風吹山荘のある尾根に登らず、その先の鞍部を目指してトラバースをして進んで行く。斜度の緩いコースを進み沢筋を登って行く、鞍部に上がる前に防寒対策をする。そしてドンピシャ、鞍部に乗り上げた。ここまで来れば山頂まですぐそこ、だが視界ないし風が強い、おまけに靴上ラッセルが待っていた。山頂近くも斜度が無いので慎重にルートを作る、そして到着、何も見えない。なだらかな山頂はGPSで確認した。風が強く何もかも凍結してパリパリだが手袋だけは快適だった。滑降準備したら帰りましょ。トレースが消えかかっている、ちゃんと乗らないと滑らない。でも標高が下がるとトレースはしっかり残っていた。

帰りは早い、苦労して作った1300mの平たん地も尾根をトラバースしながら滑降していきパス。登りもこのルートが良かったかも…。下の林道も板がよく滑り快適。あっという間に集落に着いた。あんちゃんの車も2人で押すと簡単に脱出できた。
終わりが良ければ全て良し、、、今日も満足でした。。。