2019年1月26日~1月27日 北陸雪崩講習会 実技報告

メンバー受講者:コンパニオンレスキューコース:Tさん、Iさん :基礎コース:F

1日目:朝から雪が降り金沢でも約10㎝の積雪、高速では除雪車が先頭を走り、時間に焦りを感じました。なんとか受付の7時前には会場に到着、ここ数日の降雪もあり雪崩講習に相応しい日になりました。

基礎コースの自分は、旧金山ゲレンデにリフトなどで移動、島田先生を中心に積雪220㎝断面観察(雪質・粒度・密度・雪温)を観測、雪庇と染色による積雪の観察。シャベルコンプレッションテストの方法と断面観察及び、その結果からの状況判断を学び、昼からはビーコン捜索とプロービング練習を班に分かれて数回行いました。練習では目標物1に対して、3名で役割を決め捜索をしましたがスムーズに行かない時もあり、救助の難しさを実感しました。

2日目:宿泊先の国立立山青少年自然の家、周辺にて埋没体験をしました。実際に雪(20㎝位)に埋まると、当然真っ暗で雪の重みもあり、肺が圧迫され呼吸が苦しく、さらに全く動けない事を体感しました。

この2日間で、まず雪崩の恐ろしさを知り、遭遇しない為の知識を学び、雪崩に遭遇した場合にも、素早く適切な判断ができる為の基礎を学びました。

本当に良い経験をさせて頂き、事務局と講師の皆様、ありがとうございました。