2016.7.25-29 北海道トムラウシ山、十勝岳、旭岳、利尻山

当初、旭岳~十勝岳の縦走を予定していたが天候が下り坂のため、百名山Huntの旅に変更しました。

1day トムラウシ山
5:00短縮コース登山口-6:00カムイ天上-7:35コマドリ沢出合-8:50前トム平-10:50トムラウシ山頂-12:45前トム平-13:20コマドリ沢出合-14:20カムイ天上-15:20下山

前トム平の手前ではギンザンマシコのつがいが私を登山道へと案内してくれるように前へ前へと飛びだってくれます。 そこから上はコマクサやキバナシャクナゲなどたくさんの種類のお花が咲きとてもキレイです。トムラウシ公園には草原に小さな沼がいくつも点在し大きな岩がゴロゴロありきれいなせせらぎが流れこの水にエキノコックスが含まれているのがウソのよう、手洗いし首筋を洗った。まるで楽園。天気は快晴。大雪山から十勝岳も見渡せサイコーでした。

2day 十勝岳~美瑛岳

5:30白金温泉望岳台-6:20雲ノ平分岐-7:45昭和噴火口-9:00十勝岳山頂-11;20美瑛岳山頂-12:30美瑛岳分岐-14:10雲ノ平分岐-14:40望岳台

噴煙があがり植物のあまりない火山岩がゴロゴロした山です。始めは岩のゴロゴロした所を歩くが、避難小屋辺りから少し足の埋まる火山礫の道を九十九折に標高を稼ぐ。登り切った所が昭和噴火口だ。尾根を少し歩きそこから山頂へ登り切る。山頂から美瑛岳の方向を見ると砂漠のような荒涼とした景観で他の惑星に来たみたいだ。美瑛岳への標柱はなく気付くと美瑛岳が視界から消え踏み跡を登って行くと美瑛岳に着く。時折ガスがかかるが切れた時には遠くの山まで見渡せ素晴らしい。さて下山ですがこれも標柱がない。地図を見てこちらだろうと下りて行く。百名山とは違いますね。下って下ってぐるっと周って雲ノ平分岐に出て望岳台に着きました。天気は最高。今日も暑かった。白金温泉に入って肉でも食べよう。

3day 旭岳

6:00ロープウェイ乗車-6:15姿見駅-8:15旭岳山頂-10:00姿見駅

昨日までの青空とはうって変わって雲が厚く風もある。予報では12:00頃から崩れる。始発のロープウェイに乗りさっと山頂へ行き下山しよう。姿見駅で旭岳がガスから顔を出す。これが見納めかと写真を撮る。途中の稜線がメチャ風が強い。風速20m位か? 登頂が思いやられたがこの稜線を過ぎたら少し風が治まった。山頂に着き写真を撮る。待っているとガスが晴れ遠く山まで見渡すことが出来た。姿見駅に着くと薄日も差してきて登頂する時よりいい感じ。これならもう少し歩いて来ても良かったか? 鹿児島からのおばちゃんに美味しい西瓜をたくさん御馳走になり早々に下山した。

4day 稚内へ

昨夜泊まった層雲峡では夕方から激しい風雨だったが、朝には風は幾分治まり予報の良い利尻島へと向かう。憧れていた宗谷岬にも行って来ました。

5day 利尻山

7:15稚内港-9:00鴛泊港-9:20利尻北麓野営場登山口-10:45第一見晴台-11:35第二見晴台-11:55長官山-13:20利尻山山頂-16:20野営場下山

今日は夕方まで天気は持ち晴れ間もあるはずだったのに…。登山口からポツポツと雨が。樹林帯で暑いのでカッパは着ないが。スタートが遅いので下山者とたくさんすれ違うが皆カッパを着ている。雨はひどくなる一方。服は濡れてしまっているが8合目でカッパを着る。ひたすら登り山頂到着。風が強く寒いので写真を撮ったら速攻下山。避難小屋で少なくなった水分を補充し下山。16:20登山口に到着です。17:35稚内行のフェリーに乗るためタクシーを呼ぶが車は出払っているとのこと。島でもう一社あるタクシー会社に電話し困っていると言うと20分後に来てくれた。助かったー! 運転手が言うには雨で登山者を乗せたくないから断られたらしい。利尻タクシーさんありがとー!!

 

今回縦走登山が出来なくなり感動、達成感はあまりないかと思ったが、毎日ピストン&車中泊もとても楽しいものでした。またやります。そして知床に行きたい。また道中適切なアドバイスを下さった会のKさん本当に有難うございました。