韓国韓国
昨年10月末に左肩棘上筋腱板断裂、12月19日に手術・入院(67日間)+通院ほぼ3ヶ月のリハビリを終えて韓国のインスボンへクライミングに出かけました。ガイドの大先輩に誘われて。初日は羽田から金浦空港、そして登山口から歩いて1時間少々で白雲山荘に着く。小屋の2階に上がり、荷物を広げて明日からのクライミングに向けて準備する。
初日は大スラブルートからオアシス・テラスを経てインスA~インスB~頂上(810m)へ。
この頂上へはクライミングするしか一般登山道はない。大スラブは50m1Pでプロテクションは1つのみ。空恐ろしい。インスAはきれいなクラック。ここもプロテクションはカムのみ。オアシス・テラスでランチ。次は30mのスラブの大トラバース。そしてインスBのクラックを経てやっと頂上に達する。反対側に見える白雲台は大勢のハイカーでにぎわっている。ここはソウル市民(人口1,030万人)なら1度は必ず登るという超人気のコースだ。
2日目はシュイナードB~イヤーズロック~頂上~(ラッペリング)~ピトゥルギ
シュイナードBは5ツ星ルート。2P目のアンダークリングからフレークを登る。ホールドは少なく足でスラブを右上するのだがトラバース気味に登るので非常に怖い(核心)。落ちたら大きく振られることになる。次のクラック、フレークの乗り越すときれいなダブル・クラックが待っている。次のイヤーズ・ロックの最初の1歩が踏み出せない。足元には大空間が広がっていて、高度感はすごい。今の自分にはロープを頼って登るしかなかった。頂上を経由してピトゥルギへ。トラバースして行くピッチが核心。
3日目はリッジからタイガー・ホールを抜ける名物ルートの予定だったが、あいにくの雨で中止。代わりに歩いて白雲台(830m)まで登る。午後には下山してショッピングと食事。5日目の午後の便で帰国。東京で1泊後、新幹線で岩手・花巻へ。知人たちと再会を果たす。