- 感想と水場
- 雲ノ平
- 雲の平山荘
- 念願の温泉
- 鷲羽とSさん
- 美しいカールを登る
- 見下ろすカール
- 稜線で分かれる雲
- キンコウカと池塘と木道
メンバー:3名
目的:悲願の高天原温泉へ /黒部五郎岳の美しいカールを望む/中期テント泊縦走の指導を受ける
コース: テント泊/4泊5日
□1日目 北ノ俣岳登山口 → 飛越新道 → 北ノ俣避難小屋
□2日目 北ノ俣避難小屋 → 太郎平小屋 → 薬師沢小屋 → 雲の平
□3日目 雲の平 → 高天原峠 → 高天原温泉 → 岩苔乗越 → 三俣山荘
□4日目 三俣山荘 → 黒部五郎小舎 → 北ノ俣岳 → 北ノ俣避難小屋
□5日目 北ノ俣避難小屋 → 飛越新道 → 北ノ俣岳登山口
■■■■■■■
私が白山フウロ山岳会に入会した理由の一つが、ずっと憧れていた高天原温泉♨️に入ることでした。(山が目的じゃないんか!とツッコまれますが、山が目的でなくてもフウロに入れました✌️✌️)
穴を掘って湧き出る野湯に入ること、登山の途中で温泉に立ち寄ること、温泉のある山小屋に泊まること、私のとても好きなことです。その中でも、ひときわ憧れだったのが高天原温泉。山と温泉を組み合わせた目的地としては、難易度が群を抜いています。なんといっても日帰りではまず行けません。とんでもない健脚者は1泊2日で行くそうですが、私の体力だと2泊3日でもしんどい!そして初心者なので一人で行く技術も経験もない!行きたいな、まだ行けないかなと悶々していたら、Yさんが連れていってくれました!
高天原温泉に入りたい・黒部五郎岳のカールをみたい・できるだけお金をかけずに山行を楽しむ(テント泊・飛越新道)という3人それぞれの目的をまとめた結果、必然とこのルートになりました!
まず最初に、私は1泊2日のテント泊(それも4回くらい)しか経験したことがない初心者です。そこで、この山行に向けてどのような訓練をすればよいか考えました。ルートを調べると、総累積標高差は約5,000m、距離は約50km。単純計算すると、1日あたり累積標高差約1,000m・距離約10kmを5日間歩くことになります。そのため、まずは3日連続でテント泊の重量を持ったまま平均的な行程を歩けるかどうかを試すなど、自分なりにトレーニングをしてから臨みました。
■■■■■■■
気づきと反省→
●毎日10km程度の移動だから、そこまで大変ではないだろうと少し舐めていました…。実際は、ザックの重量で思うように足が進まず大変でした😂 テント泊と5日分の食糧、おそるべし。無印のハンバーグカレーなどを調子に乗って持ってきてしまいました。でも、美味しかったので後悔はしていません。また、水が大量に取れるルートなので、次は焼きそばやラーメンなど軽い乾麺も持ってこうと思います。Sさんからいただいた久しぶりのラーメンが沁みました🍜。
●2日目からアルファ米の食感が喉を通りづらくなり、毎食おじやに。生米炊いて食べたいなあと思っていました。調べるとアルファ米も生米も重量・体積はそこまで変わらないそうです。(https://nebukurou.com/arfa-vs-kome/)生米のデメリットは、燃料消費がアルファ米より多いこと。今回、ガスに余裕があったので、今後は時間さえあれば一部を生米にするのもありかなと思いました。
●そして5日間コンスタントなペースで登れないことがわかりました。登りだけの日はしんどいし、疲労が溜まり、寝ても抜けきらず、後半が少し苦しい。私の場合、縦走の予定を組む時はあまり後半の自分に期待しない計画が大事だなと思いました。(最終日、下山3時間で終了だったので最高でした。余力があると帰りの車の運転も安心安全)
●ファーストエイドキットなどケガ命に関わる装備は削れませんが、それ以外の装備はもう少し見直せそうです。例えば、今回の宿泊はテント2泊と避難小屋2泊であまりシュラフが濡れず、シュラフカバーは使わず、また食糧のゴミも予想以上にでたので、このあたりは改善します。
●ポカリスエットの粉末や、無印良品のソルティ南高梅などの粉末飲料が大活躍でした。塩分・糖分を手軽に補給できるのでおすすめです。
●ルート上は水場が豊富で、2.5L以上の水を持ち歩かなくて済んだのが本当に助かりました。さすが黒部。胃の中で水がチャプンチャンプン動いているのがわかるくらい黒部の水飲み放題してきました。
□水が補給できる場所
・太郎平小屋(有料/協力金あり)
・薬師沢小屋(無料)
・雲ノ平テント場(枯渇の可能性あり)
・三俣山荘(無料)
・黒部五郎小屋(無料)
・北ノ俣避難小屋(無料)
・他、沢水たくさん。
●当初は水晶岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳も登る予定でしたが、メンバー全員ピークハントにはあまり興味がなく、疲れてるしもう見たから登らなくてもいいよと、全てすっ飛ばしました。この判断ができるこのメンバー、最高です😀よくよく考えたら、私たちの通ってきたピークは寺地山・赤木岳・北ノ俣岳。50km歩いてピークはこの3つ、最高です。
● ようかんなど甘いものも持参しましたが、汗を大量にかくので欲しくなるのは塩気のあるもの。魚肉ソーセージが美味しかったです。次からしょっぱいもの持っていきます。
●一番きつかったのは、薬師沢から雲ノ平への急登。小雨の中、苔むした大きな岩をひたすら登り続けることになりました。でも、ここを重たいザックを背負って下るのだけは絶対に嫌だと心から思いました。登りでよかった(私は岩くだりができません)。
●ルート上には木道が何度も出てきますが、雨で濡れるとかなり滑ります。転倒の危険があるので、ここも十分注意が必要です。
●トップはYさんがずっと担ってくれており、そしてYさんのペースだからこそ歩き通せました。下手にスピードを出していたら、動けなくなってました。
●飛越からの北ノ俣まで、キンコウカがワッと咲いて素晴らしい景色でした。会の皆さんをお連れして、また行きたいルートです。
■■■■■■■
ゆっくり温泉につかり、お花を愛でて、稜線歩きを楽しみ、黒部源流の碑(なんとただの石)をみて、黒部五郎のカールに感動した、楽しい5日間でした。私は弾丸で行くより、今回のように、午前中を主な行動時間にしてから、景色散策をしたり、ご飯を作ったり、昼寝をしたりするようなのんびり山行が好きみたいです。良いメンバーで楽しい5日間を過ごせました😀










