メンバー S(ソロ)
スケジュール 2021年5月14日(金)
5:50平泉寺 6:50三頭山 7:45避難小屋 8:45法恩寺山 9:00伏拝 11:15北岳
11:35経ヶ岳 12:35中岳 13:30保月山 16:20三頭山 17:15平泉寺
以前より興味があった、平泉寺よりの越前禅定道。今回は伏拝まで、流れで経ヶ岳~保月山~三頭山~平泉寺という歴史道ルート行ってきました。
早朝の厳かな平泉寺境内は、雑念だらけのだらけた普段から、凛とした気持ちにさせていただける。登山道は整備・手入れが行き届いており、木や石の階段、各種案内、この時期にしては倒木も少ない。途中の避難小屋は、とてもきれいで立派、薪(積み上げてある)を焚けるようにもなっている。ここに水場があると平泉寺に案内してあったが、蛇口からは水は出なかった。(どこか他にあるのかなあ?)ロングの場合、周回後の林道までは水がないので、多めに持っていく必要あります。
地元の方の話では、伏拝→小原への禅定道ロープはってあるが、歩いているヒトいるよということ。小原→白山までの越前禅定道は既に行っているので、この区間歩けば完遂、次回に持ち越し。伏拝からは残雪と倒木等で歩きにくいが、ルーファイ含めて問題なし。1380m峰手前で軽アイゼン装着。雪とミックス登山道を夏道中心に歩くが、ルーファイわかりにくい箇所あり、ルートミスで一部急登+藪へ突入したり、時間ロスもあったが。危険箇所はない。以降、北岳まで行くと残雪もなく、以降夏道の通常歩行。
経ヶ岳3回目の登頂だが、ガスで1度も眺望なくて、相性が良くない。今回は天気予報も晴れ、期待高い。途中までは赤兎山や大長山は見えていた。北岳から急にガスが周辺山を覆い、経ヶ岳ではほぼ真っ白。う~ん、もう少し修行しなさいということかなあ。前回通ってきた、赤兎山への稜線が良く見えたということが救い。今日のルートはまだまだ距離あるので、早々に保月山方向へ下山に向かう。
下り始めるとお日様が顔出すという山あるある💦法恩寺林道歩きが長く、快晴でないのに気温高く、結構ツライ。途中、御堂之滝を見たりしながら、長い長い林道歩く。途中飽きてきて、ショートカット可能というアバウトな情報があったので、訳がありそうなピンクテープ箇所で、横に入ったら合流できた。そこからは来た道なので順調に進む。途中大きな案内看板(棒状)整備されている方と話したら、1本50kgを担いでくるそう。本当に感謝です。
白山開山の祖、泰澄ゆかりの越前禅定道をソロで歩くという贅沢な、まったりとしたロング山行は、歴史に思いをはせながらの充実した時間でした。経ヶ岳へは、また違ったルートで眺望あるまで行き続けまーす。
登山者はここで1名出会えただけでした