【メンバー】フウロ(Yoさん & Shi) 一般(Tuさん)
【日程】
7/27(土)新潟から小樽へ出航
28(日)小樽着 雌阿寒岳
29(月) リスケ山 西別岳 摩周岳
30(火)野付半島
31(水)アポイ岳
8/ 1(木)小樽より新潟へ出航
2(金)新潟着
【北海道山行 マイベスト3】
ベスト1.全走行距離2,000km
・西の小樽から、東の野付半島、南のアポイへと、本州での移動距離を含めると約 2,000km!
・Yoさんの新車(紺吉君←勝手に命名)にはお世話になりました。
ベスト2. 北海道の自然、動物、植物との出会い
・移動中、道の両側に広がる牧草地、放牧場、畑の、どこまでも続く広大な景色
・ 目の前まで来る動物たち(エゾシカ キタキツネ 丹頂鶴 乳牛 肉牛 未来のサラブレット)
・二人のお花博士のサポートのもと、たくさん見つけられた貴重な植物たち
ベスト3.西別小屋
・標茶山岳会が中心となって整備している避難小屋。摩周岳登山口前に建つ。
・吹き抜け2階建て、大きな薪ストーブのある立派なログハウス(森の中の別荘のよう)
・使用料なんと無料!! 薪ストーブで衣服を乾かし、宴会を繰り広げて2泊してしまった。
山は、どの日も霧や雨などで残念ながら眺望はありませんでした。登った山について簡単に所感などを述べます。
【雌阿寒岳】
小樽より約4時間で公営駐車場着。
野中温泉の手前からハイマツのトンネルを進み、森林限界を超えると4合目の礫地へ。
天気は途中から霧雨、火口が落ち込んでいて青い沼地が点在するらしいですが、眺望はまったくなし。
先の阿寒富士は、早々に諦めました・・・
摩周駅近くの「泉の湯」という「The 昭和」なお風呂が最高でした。
(番台にはちゃんとお母さん、そして200円です!)セーコマートで買い出しして、西別小屋へ急ぎました。。
【リスケ山 西別岳 摩周岳】
西別小屋を出た瞬間から、オロロとの攻防戦。嚙んだ上に血をなめるとは、けしからぬヤツ。
帽子の中に入り込まれ、プチパニックに。
柔らかい土で歩きやすく、白樺のトンネルや一面に広がる草地や笹の緑がさわやか。
小雨が降り続き、昨日に引き続き眺望はありません。
山頂から見えるはずの噴火口も全く見えず、オロロとガスガスの1日… でも素敵な山でした。
町まで車で繰り出し(片道 約28km)、再び「泉の湯」と買い出しへ。
【野付半島】
1日、ゆっくりと散策を楽しみました。
ネイチャーセンターの賑わいの他は、住む人の影もなく、静かな時が流れています。
厳しい生活環境に耐え、この地で一生を過ごす動物、植物の観察は、ほんとうに特別な時間となりました。
野鳥観察舎(ハイド)で、たくさんの水鳥を眺めながらのんびりティータイム。
草むらに埋もれた三角点探しも楽しかった~。
【アポイ岳】
高山植物の宝庫で「アポイ」の名がつく固有種が多い山。植物博士のお二人には、もうたまらない山ですね。
教えていただいたお花で、自力で何とか見つけられるもの(しばらく経つと、たぶん忘却の彼方・・・)
→キンロバイ(今が真っ盛り!) ジャコウソウ(素敵な香り) エゾサイコ(はかなくてかわいい♡)
アポイアザミ(アザミならなんとかわかる) アポイハハコ アポイマンテマ あと、ネジバナくらいかな。
アポイ岳は、カンラン岩という少し緑がかった岩盤でできており、標高は810mしかないのに、2,000mクラス
の高山植物が咲き乱れていました。海の近くより登るため、とっても登りごたえがありました。
アポイ岳ってホントに810m??
野付半島からアポイへ、そしてまた小樽へ戻るにもあまりに遠く、行程に入れられるか迷った山ですが、行けてほんとうに良かった~!
季節を変えて再訪したい山になりました。