名前はやけに暑いけど、とっても涼しかった焼岳 2024.8.4

【8月会山行】

メンバー: Yasuさん Taniさん Yoshiさん Nakaさん Andoさん Kawaさん(SL) Ooさん Shi(CL)

コースタイム:駐車場6:40 → 中尾登山口6:55 → 秀綱神社8:55 → 中尾峠9:50 → 分岐10:45 → 焼岳(北峰)頂上10:55

→中尾峠(休憩12:00~12:30) → 中尾峠登山口14:30 → 駐車場 14:45

 

30年前に登った焼岳からの景色をもう一度見たくて、見せてあげたくて、8月会山行は焼岳に。

赤い帝国ホテルの屋根が目印の上高地を見下ろしながら、

Ooさん、Ooさんが先日たどったダイナミックな穂高連峰が見えているよ。

正面に明神岳、前穂高、吊尾根、奥穂、ジャンダルムに西穂、そして槍・・・(吊尾根より槍方面は、雲の中で見えない)

あれが西穂山荘、焼岳小屋。

左手に笠ヶ岳、双六、水晶、鷲羽(が、雲の中で見えない)

振り返り、火口湖 正賀池の向こうには、たしか白山も見えたはず(だけど、見えない)

晴れていれば最高の展望スポットの焼岳山頂ですが、どんどん雲が山々を覆っていきます(山あるある)

 

匂いがしているうちは致死量ではないけれど、風の向きで吹き上がっている白いガスの、硫化水素臭も濃く漂ってきました。

5月から7月上旬には、山頂直下で微小な地震が何度も起き、現在 焼岳の「噴火警戒レベル」は1。

硫黄昇華物で黄色や白になった山肌はほんのり温かく、「山が生きている!」と感じました。

 

昼食は、中尾峠の気持ちの良いふかふかの草の上で、足を投げ出して。

名前は、やけに暑い焼岳ですが、思いのほか涼しくて、さわやかな風が吹くお昼どき。

降りてきた溶岩が作り出したドーム状の山を眺めながら、のんびりしました。

 

夏の焼岳は初めてという、雪の焼岳を極めているベテラン層メンバーたち。

喜んでいただけて、とても嬉しかったです。

落城後この地で一夜を明かし、のちに非業の死を遂げることになる三木秀綱と身重の奥方を祭った「秀綱神社」や、

ひんやりする岩の隙間にある「ヒカリゴケ」なども楽しんだ8月の会山行でした。

皆さん、今回も楽しい一日を本当にありがとう♡