美濃禅定道・石徹白~別山 2021年6月12日

メンバー S、Rさん(山友さん)
スケジュール 2021年6月12日(土)
5:30石徹白登山口 7:55銚子ヶ峰 8:55一ノ峰 9:32二ノ峰
10:40三ノ峰 12:00別山 13:35三ノ峰 15:05一ノ峰 15:55銚子ヶ峰
17:50石徹白登山口

銚子ヶ峰~三ノ峰間が未踏ということもあり、以前より行きたかった美濃禅定道行ってきました。
前回は冬山の下山時通ったルートで、今回は、ほとんど積雪のない新緑の美しさと修行僧や白山参拝者の歴史を感じながら、歩きやすい登山道を進む。
(後で調べたのですが)泰澄大師ゆかりの史跡があり、「石徹白の大杉」「おたけり坂」「雨やどりの岩屋」「母御石」と母親も含めての伝説が目白押し。

銚子ヶ峰までは、体力的にも登山道的にも順調。ここまでは少し降雨もあり、かえって涼しい。ここからはアップダウンの繰り返し、帰りは登り返しかあとブツブツ言いながら…。一の峰手前北側斜面に、小さな雪渓があり、足置くポイントがないので、一応チェーンアイゼン装着。まあ落ちてもすぐ笹薮で受けるので、危険箇所ではない。
三ノ峰避難小屋手前の雪渓は、滑落すれば止まらないので、アイゼン装着。

一応、三ノ峰で先どうするか判断。もう暑い位良い天気になっており、行かない理由なし。ここからは体力勝負。無口+汗だくになりながら登っていると、そんなに期待していなかった花が。ハクサンイチゲ、ハクサンチドリ、そしてハクサンコザクラまで。そして、別山到着!

この日の予報としては、奇跡的な眺望。北アルプス以外はほぼ丸見え状態。好天+そよ風の中、軽くランチして時間制約もあるので下山へ。予想通り登り返しはあったものの、ヘロヘロ一歩手前の感じで無事登山口まで到着。真夏より気温低くても、雪山中心で高温に慣れてなくて、余分に持って行った水はほぼ完飲でした。
歴史道はいろんな想像掻き立てられるので、やめられないですね。これからもどんどん行きます!

お花の名前わかりませーん。ご容赦くださいませ。

S

石徹白の大杉。泰澄が使った杖が成長伝説

泰澄の母親が、女人禁制の白山へ行こうとして止められた時、泰澄の母だぞとおたけりをあげた伝説。この坂から勾配強くなる

雨宿りした場所

神鳩避難小屋。使用中止?

母御石。どうしても白山へ行こうとする母を、神様がこの石へ閉じ込めた伝説

ここに母親いるのかなあ

銚子ヶ峰頂上。雨降ってたけど、視界は良い

これから進む稜線と別山

左から経ヶ岳、赤兎山、大長山

二ノ峰ピークは、登山道沿いにつつましく

振り返ると滝雲

この雪渓でアイゼン装着。アイゼン着ければ危険ではない

三ノ峰避難小屋。別山までは登山度に残雪無し

三ノ峰ピーク。白山がバッチリ見える

別山平。まったりポイントで、ここいいねえ。右より御前峰、大汝峰、七倉、四塚かな

逆さ別山。ステキ

なんとか到着

山ポーズ

歩いて来た稜線

歩いて来た三ノ峰方面

手前一ノ峰、後ろ銚子ヶ峰

願教寺山、よも太郎方向

ハクサンイチゲ

ハクサンコザクラ

ハクサンチドリ

ミツバオウレン

オオバキスミレ?

マイズルソウ

ミヤマタンポポとミヤマキンポウゲ?(自信なし)

この娘だーれ?→キランソウ(教えてもらいました)