鳥海山(中島台~千蛇谷) 2020年3月14日

【メンバー】
3名 (Iさん、O) + 他1名

【コースタイム】
スタート(5:33, 中島台レクリエーションの森付近) - 頂上(12:49)- ゴール(15:55)
行動時間10時間22分

前日に雪が降ったらしく、スタートからシール歩行ができました。
まず林道から中島台レクリエーションの森、鳥越川を進みました。
Iさんがもっとも希望していた中島台〜千蛇谷ルートですが、
いつものロングコースで、樹林帯を抜けた標高900m付近で頂上を確認するもかなり遠く感じました。
標高1000mあたりから雪原が広がりましたが、隠れるところがなく、
そこから頂上まで常に風を感じながらの行動になりました。

標高1600〜1700mあたりから凍った斜面があらわれ、クトーを装着。
この頃から二人に遅れ始める(トレーニング不足)。
御室小屋(2170mあたり)からスキーからアイゼンに履き替え頂上へ。

頂上の標柱は見つからず、GPSでそれらしき場所を探し、記念撮影。(今年1つめの百名山!)
寒いので、急ぎ下山。
御室小屋付近で一旦休むも、小屋の周りでも風除けになる場所がほとんどない。

同行の2名は小屋から滑走しましたが、
アイスバーンの滑走に自信がない私は標高1950m付近でアイゼンのまま移動し、
そこからスキーに履き替えました。

登りで体力を使い果たし、スキーも下手な私は
せっかくの鳥海山の斜面でもボーゲンで降り、樹林帯へ。。。

樹林帯では登りのトレースに沿って進むボブスレー状態でしたが、
スピードを落としすぎない意識と、枝や幹を避け安全にという意識で
集中すると意外にも楽しく滑れました。

東北の山は初めてでしたが、石川からはやはり遠く、
いつも山は日帰りですが、この日は下山後にそのまま宿泊しました。

鳥海山は今年の目標として昨年12月から話がありましたが、
まさか3月になるとは思いませんでした。
通常の雪量ならおそらく5月のGWくらいになったはず。
今年の少雪は東北でも同じでした。