笈ヶ岳 2017年5月5日

昨年はジライ谷から登った笈ヶ岳に西尾根から挑戦しました。
前回は18時間を要する大山行でしたが,今回も14時間行動し、簡単な山ではないと再認識しました。

山行に誘ってくださったTさんは2日連続の笈ヶ岳だったと聞きましたが,
まったく疲れを感じさせない足取りでルートファインディングも頼りきりでした。

ジライ谷のルートはツアーが組まれるほどメジャーになってしまったようですが,
西尾根は我々3人だけでした。この日は風がなく登りはとても暑かった。
多くの危険箇所をトラバースで通過しましたが,アイゼンとロープはザックにしまったままでした。
しかし,ピッケルは必要で,本山行では重要な装備だったと感じています。
ザックと背中の間にピッケルを差し込んで引っかける「アルペン差し」というものをTさんから教わり,
危険箇所ではすぐに取り出せる状態で行動しました。
雪渓のトラバースや登攀でピッケルを使用しましたが,あるとないでは安心感がまるで違いました。

私は2ヶ月ぶりの山行でしたが,やっぱり山は良いなと思いました。
今年のGWは山を諦めていたのですが,連れ出してくれたTさんとIさんに感謝しています。

メンバー:Tさん,Iさん,O
コースタイム:行動時間 約14時間