若宮6:45 九谷町登山口8:00-山頂11:00~11:30-登山口14:00
国道8号線:加賀市松山交差点~県道39号線:山中温泉~国道364号線:我谷ダム~県道153号線:古九谷大橋手前駐車場20台位
夏日となった4月30日にM田さんと富士写ヶ岳向かいの菅倉山へ行って来ました。
初めて聞いた山ですが、2014年に地元山中山岳会他の方々の手で登山道が整備され近年人気に山になっているようだ。
登山口近くの道路脇にきれいな木造のトイレがあり、九谷焼の陶板でトイレマークが設置されている。
旧登山口が土砂崩れの為、50m程横に新たに設けられた新しい登山口の標識があった。
いきなりの急登を少し進むとあとはなだらかな上りが始まった。
杉林を過ぎると明るいブナ林、そして足元には淡いピンクのイワウチワが可憐に咲いている。
まだ四月だというのに今日は風も生暖かく、日差しも初夏を思わせる陽気だ。
700mを過ぎる辺りから本日のお目当てのシャクナゲが現れ出した。
目が覚めるような鮮やかなピンク、大ぶりのレースたっぷりの花はなんとも豪華だ。
また純白のタムシバが青空に生えて素晴らしい。
新緑の明るいブナ林の中、落葉を踏みしめながら少しずつ高度を上げていく。
何箇所かにシャクナゲの蕾と満開の株があったが、全体にはまだ早い様子。
前山の前と本峰の前の急登を上ると山頂に到着。
山頂手前と山頂にもシャクナゲの株がたくさんあるが、どれもまだ緑の硬い蕾をつけるものばかりだった。
山頂はさほど広くはないが、見晴らしはよい。白山は遠くに霞んで見えた。
お昼を食べていると、団体さんが来られた。その中のお一人がオカリナ演奏会。聞くと、福井労山のあしハイキングクラブさんとのこと。
その後も続々団体さんが到着し広くはない山頂がごった返し始めた頃に下山開始。
2箇所ほどある急な下りは設置してあるトラロープを掴んで降りる。
あとはのんびり、お花見をしながら歩く。時々刈り込んだ笹の切り株に足をとられて転びそうになるが、登山道を整備してくださった方々に思いを馳せながら感謝しつつ下山した。