2016.7.23~25 白山縦走~IA編~

Tさん、Oさん、ISさんと私の4人での2泊3日の白山縦走。

小屋泊もテント泊も、縦走も、ルートも、何もかも初めて尽くしの山行となりました。

本当にこんな私が参加していいのだろうかと悩んだこともありましたが、自分を信じて、メンバーを信じて、やってみようと何度も言い聞かせて当日を迎えました。

登ったり、下ったり、こんなに繰り返したのは初めてでした。

目の前の一歩に必死なはずなのに、壮大な景色と、今ここにいるという喜びは、それすらも消し飛ぶパワーをくれるようでした。

また、Tさんからの休憩の声かけは絶妙なタイミングで、疲労を溜め過ぎず次に進むことができました。

こうして縦走してみて、お花の種類が変化していく様子も見られて、さすがお花の山、白山だと実感しました。

秋はどんな山の顔が見られるのだろうという好奇心も沸きました。

初日のゴマ平では、人も多かったですが、小屋泊は思ったよりも快適でした。南竜では夜空の下、灯りのついたテントの可愛らしさに、トイレに行く怖さもちょっぴり忘れることができました。

今回は食料計画の担当でメニューに悩みましたが、みなさんに喜んでもらえたようなのでよかったです。Tさんが準備してくださったアルファ米は初めて食べたのですが、とてもおいしかったです!食料はOさんとISさんが持ってくださり、本当に助かりました!ありがとうございます。

問題だったのは3日目の三の峰以降の下りで、ものすごく時間がかかってしまいました。みなさんも疲れているのに、本当に申し訳ありませんでした。

Tさんからの、とにかく少しずつでも歩けばいつかは着くからとの言葉を、馬の鼻先のニンジンのようにぶら下げて、絶対止まるもんかと必死で歩き続けました。

おかげで靴擦れ以外は無傷、無事故で下山することができました。本当にありがとうございました。

本当に、本当に、幸せな3日間でした。

同時に、自分自身の様々な課題を見つけた3日間でもありました。翌日は1日中、悔しかったり情けなかったりでどんよりと落ち込んでいましたが、開き直ってできることから頑張っていこうと思います。

次にこのメンバーと登る機会があったときに、少しは成長した私だと嬉しいのですが。これに懲りず、またご一緒してくださいね…?

最後に、この会山行までに様々なアドバイスをくださったみなさま、三方岩岳駐車場まで朝5時出発で送迎しお帰りと迎えてくれた旦那、この3日間で出会ったみなさま、そして3日間をともに過ごしてくださったOさんISさんTさん、本当に、本当に、ありがとうございました。3日間、お天気だったことも感謝です。