編笠山権現岳 2016年4月30日

ルート;観音平~雲海~押手川~編笠山~青年小屋~ギボシ~権現岳~三ツ頭~観音平

毎年、帰省の時に利用している中央自動車道。冬、中央道から八ヶ岳を見るとひと際白くたおやかな山稜を見せる編笠山。その美しさに引かれて今回GW帰省の途中に編笠山を計画。権現岳を周遊するルートで行ってきました。
観音平から編笠山は、緩やかな登り。押手川から上部で雪と言うより氷がルート上に出てくるが、足の置き場を選べば特に滑るようなことも無く、特に危険はない。天候は晴れて、南~北アルプスの山々や富士山が遠望出来て非常に良い眺め。いつまででも居たい気分。ウキウキである。山頂から青年小屋までの下りはルート上に雪があり、アイゼンを付けた方が楽だと思われるが無くても問題ない。青年小屋の『遠い飲み屋』の赤ちょうちんが印象的。いつか泊まってのんびりしたいな。
青年小屋からの登りでも雪はあるがアイゼン無くても問題なし。ギボシの鎖場も雪は無く。危険度は夏道と同じ。権現岳はごつごつした山容で修験の山。山頂から降りてすぐの雪壁又は岩壁の鎖場が今日の核心部。どっちから降りるにしても微妙に嫌らしい。他にルートがないものかウロウロするも無く・・雪壁をハイマツにつかまって降りた。ふ~・・。
後は緩やかな下り。途中から靴擦れで足が遅くなったが、ほぼ計画通りに下山。歩行8時間半。累積標高差約1360mの登りでした。
前日の前線通過で雪の心配がありましたが、新雪は無く、残雪も上部の樹林帯にあるだけでアイゼンは着けずに行けました。下山後は小淵沢道の駅にある延命の湯に入って疲れを落とした。