天候、仲間、雪の状態。全て満足しなければワンデイ出来ない五龍岳。条件が揃えば行くしかないだろう。いつものように深夜発で３人でスタート、ゲレンデ脇を登っていく、放射冷却の白馬は超寒いが満天の星空が心を温めてくれた。
ゲレンデトップから遠見尾根を進みテント泊のご年配夫婦に追い着く。気合が入っていました、老後の僕の憧れです。アップダウンの尾根は苦痛で中遠見山からルートを作って行く。山スキーはルート工作が全て、帰りは快適でなければならない。
ラッセルをこなし五竜山荘に着いたら単独者がいた、ここでアイゼンに履き替え山頂を目指す、もちろん板も担いで行く。重荷が強風にあおられ辛いが慎重に岩稜帯を登って行く。負けず嫌いの単独者を抜いて山頂に到着。絶景でした。しかし朝焼けに染まる鹿島槍や五竜を見てきたので感動もいまいちだったが本当にきれいだった。頑張った人だけ見れる景色です。
そして滑降準備をして山頂からGOー。ルンゼを滑って行く、コケたら終わりの世界。氷結斜面は緊張の連続でした。そして白岳の大斜面は最高！ごちそうさまでした。。。
