百四丈の滝壺 2015年4月18日~19日

4月18日(土)
一里野スキー場で待ち合わせていたら、何台もの車がのだいらの方に上がって行ったので、車を止める所が有るかと心配になり、ゲレンデを上がることにした。思いのほか雪が付いて歩きやすかったのは途中まで、その上は斜度がありきつかった。しかり場には予定より1時間遅れで着く、ここからもまた、上り下りの繰り返し、小屋には15時35分着、明るい中に着き人安心。

4月19日(日)
19日小屋から身支度をして出たら、立山連邦や槍ヶ岳の方が赤く照らし出されていた。さあ、百四丈の滝を目指して出発。美女坂は切れ落ちた稜線やら、乗ったら落ちそうな雪庇など、恐々であった。百四丈の滝への下降点は雪庇の無い所よりバックで降りる、でも、何処で向きを変えるか判断が付にくかった、急な下りが歩いても歩いても滝が遠い、あいにく、アイゼンにプレートが付いて、いなくて足の裏が団子になって幾度もピッケルで雪を叩きおとしながらなので、余計に時間がかかった、何とか、滝壺の上部へ着く、滝壺の大きさにビックリ、滝壺の中を覗くが底が見えず滝壺の深さに驚き、その場に行かないと味わえない感動であった。一休みして、下降した地点を目指しての上り返し、これが、また、なかなか着かない、ようやく、上がったら、ガスで視界が悪く、みんな、離れないようにして小屋まで戻る。早い昼を取り下山し始めた頃は小ぶりの雨だったが、だんだん本降りになったので、自然に足が速くなっていた、駐車場に着いた時には靴の中はグチョグチョであった。

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