北穂高岳2013/10/19~10/20

久々の山での泊まり、紅葉には遅いだろうが、かの涸沢にも行った事がないので、上高地から北穂高を目指しました。Pに着きいざ出発と思ったらトラブル!おんぼろザックのメインのファースナーが完全に壊れた。半べそかきながら30分以上格闘したが直らない。天気もイマイチこのまま引き返す事も頭をよぎったが、バックルで締めれば何とかなるか? 計画より1時間以上遅れ小雨の上高地を出発、4.5時間で涸沢小屋着でほぼ計画に追いつく。ひと息ついていよいよ北穂へ。P1000733P1000738 北穂への登り5,6歩登ってすぐに気付いた。ここまでの登りと違う、やけに荷物が重く感じる、息が上がる。 疲れが出たのか、寝不足、高山病?自分の経験の中で一番の急登ではないかと感じる。動悸息切れ、立ちくらみ的症状、標準タイムの3時間超えても着かない、あまり経験のない状態。とっておきの練乳を引っ張り出す。どうにかこうにか標準タイムに20分遅れで16:00北穂高小屋にたどりつく。山頂では360度の展望!他の登山客7人と談笑しつつ生ビール、極上夕食で至福のひと時。翌朝アイゼンが無いからと停滞組も出る中、5cmの積雪の中若者2人組と下山開始。この2人はマラソンランナーと自転車選手で横尾・上高地間11kmを走るようす。前回槍に来た時1時間チョイで走ったらしい。私もつられて走ったがすぐに見えなくなる。もう会うこともないと思っていたが平湯の温泉の中で再会!一人が膝を痛めていて後半歩いたらしい。一緒に昼食をとり山岳会に入る事や白山登山を勧める話をして別れた。思い出に残る山行となり皆さんに感謝いたします。P1000769  P1000804P1000795P100080810/19・・740上高地ー930横尾ー1210涸沢小屋1240発ー1555北穂高岳山頂      10/20・・650北穂高小屋ー820涸沢ー1005横尾ー1205上高地